ニセモノ×初恋=??
――――………………。

とりあえず考えてから。

児玉くんを待たせている店内に戻る。

店内のエアコンが利いている温度に少しほっとしつつ、スマホを弄っている児玉くんのもとに戻ると、

「大丈夫だった?」

スマホから私に視線を向けた。

私は席に座りながら、

「うーん…」

と、唸ってしまう。

「どうかした?」

「えっと、さ。お母さんからだったんだけど…家に荷物が届くらしくて、家に誰もいないから戻ってくれないかなって…」

私がそう言うと、

「そっか…なら仕方ないよね」

少し寂しそうな顔をしたけど、すぐに納得してくれた。
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