愛というキモチのカタチ。
そうこうしているうちに自宅マンション下に到着する。
「あの、ありがとうございました。色々と…嬉しかったです、お気持ちも。でも」
「少しだけこうしていて。」
声が耳元でした。
気付くと抱きしめられていて。
「梶課長…」
「これが最初で最後だから。」
そんな風に切なく言われたら拒否できない。
「こんな年で失恋とか厳しいなー、ま、仕方ないか。木内が幸せならそれでいいし。」
身体を離すとニッコリと笑った梶はまるでさっきのことがなかったかのように話した。