愛というキモチのカタチ。
少し前もこんな事、あったっけ。
あの時は幸せで…楽しかった。


「離して!!!」

「煩い。黙って抱っこされてろ。」


マンションのエントランスで他の住人に会って恥ずかしいったら…。


「何なの・・・もう嫌よ、こんなの・・・。」



アタシは彬ちゃんのお荷物にしかならないの??




グイグイと腕を引かれ連れて来られたのは、自宅から歩いて20分くらいの場所にある住宅街。


こんな閑静な住宅街に何の用があるの。


半ば不貞腐れた態度のこのはは渋々ついて来ている感じだった。



彬の言い訳すら聞こうとしなかったのは自分の方だ。

今更何を話せばいいというのだろう。


暫く歩いていたけれど、不意に彬が歩みを止める。





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