愛というキモチのカタチ。
「アタシひとりっこだったから、かぁくんはほんとにお兄ちゃんだったよ…ごめんね、心配かけて。ありがと…」

優しく抱きしめられて。


「こっちゃんが幸せならそれでいいよ。なんかあったら俺に言えよ。」


相変わらず優しいな。
大好きだよ、魁斗お兄ちゃん。


「お前に何かを言う前に俺がなんとかするから。」


べり、と引き剥がされて彬の腕の中にすっぽりとくるまれる。



「このはは俺の嫁さんなんだから、何があっても俺が守る。
お前はるりを守ってやれよ。」

ニヤリと笑って魁斗は頷いた。

「当たり前だろ。じゃあな、こっちゃん。また来るよ。」


そう言って魁斗はるりを促して帰って行った。



「後片付け大変だぁ〜〜〜!」



気合を入れたこのはの横で、彬がムスッとした表情のまま部屋に戻っていく。


・・・あれ?


何か不機嫌??


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