愛というキモチのカタチ。
「なんかすごいなぁ…羨ましい。」

?羨ましい?
恥ずかしいの間違いじゃないかな。


「キスマークつける人って強い独占欲の現れ、なんだって。

川藤さん、このはさんを自分のものだーって言いたいんだろうね。

羨ましいわぁ。」


帯をぎゅうっと締め、シュルシュルと音を立て出来上がって行く自分の姿をチラリと覗き見る。


「羨ましい…て言われても…アタシ恥ずかしくて死にそうです…」


「でも愛されてるんだから、自信もって!」

ニコッと笑う香織も、なかなかの美人さん。
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