愛というキモチのカタチ。
「お揃いがいいかなぁ、なんてね。」


…それは美来と美来の彼氏・瀬戸晋哉のためのお土産。


「ありがと。」


照れ笑いしながら答えた美来はとても可愛い。


大人の女、という感じなのに不意にこんな風に笑う。


「ね、美来ちゃん。」

「ん?」


聞こうとしていた事を口にしようとした瞬間。


「おはよっ!」


2人の間に背の高い男が入り込んできた。



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