愛というキモチのカタチ。
「ビックリさせちゃったな、ごめんな。」


資料作りを頼んできた梶本人だった。

「資料出来たかなーって様子見に来たんだよ。
どう?出来た?」


にこやかに微笑む課長をみていたら、照れてしまう。


40代半ばの梶は、バツイチのなかなかシブい男だ。

優しくて人気がある人でもある。


ただ、このははちょっと苦手なのだ。



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