にゃんこ物語り1~えりなちゃんとシロ~
ん~、えりなちゃんだわ…
えりなちゃんったら男の子と話しちゃって、何だか仲良しみたいね。



「えりなちゃん、… 面白いね そんな冗談を言う子には見えなかったから 意外だよ(笑)」

「えー、たまには冗談もいうけど 今のは冗談なんかじゃないよー(笑)」

「それ 本当?(笑)」

「本当だよー!」

「じゃあ、あの猫と話せるの?」

「うん!」

「じゃあ じゃあ、 話してみてよ!」

「いいよー 行こっ!」


2人でこっちに来るわ… あの男の子、えりなちゃんのお友達みたいだから 悪い人じゃなさそうだけど…


「シロ! 寝てたの?」

「にゃぁ」
えりなちゃんが帰って来るまで お昼寝しようと思って… その子は誰かしら?

「この人はタロー君っていって、えりなのクラスメイトなの。」

「にゃ~お」
タロー…君?

「うん!」

「えりなちゃん、 その猫 何ていってるの?」

「えりなが帰ってくるの 待っててくれたんだって! 優しいでしょ?」

「本当?」

「タロー君信じてないのー?ひどーい」

「信じてないわけじゃないけどさ;」

「にゃーん」
その子 本当にタロー君っていうの?

「そうだよ、 あ!タロー君は 昔この近所に住んでたんだって!」

「にゃー」
それ…本当…?

「もー、シロまでえりなのこと信じてない」

「にゃん」
私…タロー君知ってるかもしれないわ…

「本当?! シロ タロー君のこと知ってるかもしれないって! もしかして 昔飼ってた猫って シロなんじゃないの!?」

「でも…僕が飼ってた猫の名前は…モモ…だよ?」

「あ、シロっていうのはえりなが付けた名前だから…。シロ、 シロは本当はモモなの?」

「にゃ~にゃ~」
モモって呼ばれてた気がする… 私、モモだったわ!

「タロー君! シロはモモだったって!」

「モモ!…うわぁ!」

「にゃ~ん」
タロー君!


思わぬことに 忘れかけてた昔の飼い主 タロー君に再会して、私思わず飛びかかっちゃったわ(笑)

タロー君と 離ればなれになってしまったのは…確か、タロー君が小学校に上がる前で とても小さかったのに… えりなちゃんよりも背が高くなっちゃってて、でも 見た目こそ違ったけれど、確かにタロー君だったわ
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