にゃんこ物語り1~えりなちゃんとシロ~
タロー君と再会してからも、私は変わらない日々を過ごした。
再会したからといって、タロー君の家はマンションだし、 再び一緒に住むことはなかったけれど たまに会うこともあったの。

相変わらずノラの私は、毎日同じルートをたどって 昼寝をしたり ご飯をもらったり 虫を追いかけたり…。
一通り終わったら 素敵な笑顔が戻った えりなちゃんの家のお庭へ向かった。

そういえば 私がモモだったということがわかった日 えりなちゃんに『シロって意外と歳とってるんだね』っていわれてしまった…。
猫のお母さんは人間みたいに誕生日を教えてくれないし、年齢のことなんて 考えてもいなかった。

タロー君の家で変われはじめたとき、 タロー君は確か、ちょうど 幼稚園に通いはじめた頃で そのときから数えたとしても、私は9年以上生きてることになる…。
まだ全然死期が近づいているとは思えないから、もうしばらくは 元気に過ごせそうね。
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