にゃんこ物語り1~えりなちゃんとシロ~
シロはお腹もいっぱいになったので、今度はトイレで用を足した後、念入りに毛繕いしながら お昼寝の準備をしていました。

「ただいま~!」

ゆきなちゃんが帰ってきました。

「おかえりなさい、今日は確か、これから奉仕活動があったわよね?」

「うん!」

「軍手とゴミ袋、玄関に出しておいたから、忘れずに持って行きなさいね」

「はーい、いってきまーす」

「にゃ~ん」

「まぁ、今度はいってらっしゃい って言ったの?」

「にゃ~ん」
違うわ…聞こえるの!
えりなちゃんの足音よ、お迎えに行かなくちゃ!

「にゃ~ん」
ママ、窓開けてちょうだい!

シロが窓枠にカリカリと爪をたてて 合図します。

「あら、開けて欲しいの?…もう、シロったら また一人でどっか行っちゃうんだから」
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