虹の架かる橋
そして、この日が来て欲しくないと思っていたNZに帰る日。
私は前日に家に泊まっていた、ミーを送ってマサを迎えに行く予定で、支度をしてると、ミーが私に「見送り、私も行く」と言った。
「え?」
私はビックリした。
見送りは私にとって、次にいつ逢えるかわからない状態での最後の時間だから。
本当は断りたかった……。
だけど、ミーの口ぶりは、「私も行っていい?」ではなく、「行く」と断言している。
まぁ、留学という限られた事を、分かち合える友達みたいだし、と思って連れて行く事にした。
見送りは、私が誰を連れて行く、と私が選別するものでもないし、見送りしたいと言う人を断る理由が無かった。
見送りしたいと思う人にマサは見送りされたいだろう……。
私は前日に家に泊まっていた、ミーを送ってマサを迎えに行く予定で、支度をしてると、ミーが私に「見送り、私も行く」と言った。
「え?」
私はビックリした。
見送りは私にとって、次にいつ逢えるかわからない状態での最後の時間だから。
本当は断りたかった……。
だけど、ミーの口ぶりは、「私も行っていい?」ではなく、「行く」と断言している。
まぁ、留学という限られた事を、分かち合える友達みたいだし、と思って連れて行く事にした。
見送りは、私が誰を連れて行く、と私が選別するものでもないし、見送りしたいと言う人を断る理由が無かった。
見送りしたいと思う人にマサは見送りされたいだろう……。