月の恋
「あっらぁ〜〜〜♪柚ちゃん♪
いらしゃーい
また来てくれたのねーっ」
あまりのイキナリなテンションの高さにビビりながらも、良さげな人だなあーと思う。
じょ、女性か………ん?
声、ひくい?
「もっちろんだよー♪ミキさん」
「んもー、嬉しいっ
しかも今日は可愛いお友達も一緒なのね♪」
ミキさんと呼ばれたその人は、私を見た。
「そうだよー、月子っていうんだ。」
柚に紹介され、会釈する私。
「この人は、
端 幹緒(ハタ ミキオ)さんっ
このお店のオーナーだよー」
み、幹緒さん…
幹緒さん⁉︎男の人?!
てことは…
「おねぇで〜す♪
よろしくねっ、月子ちゃん♪」
私の心を読んだようにミキさんは言って、輝かんばかりの笑顔を向けてくれた。