∞妄想世界∞
「何言ってるんスか! むしろすげえっすよ」

苦笑いしながら謝る私を気遣ってか、大袈裟なほどはしゃいでくれる大樹くんはスゴク可愛く見える。

「これ、トーコさんの手作りっすよねっ?
 こんなもん、一般家庭で作れるんだ。すげえ……」

嘘でもお世辞でも、大好きな人から褒めてもらえるのは嬉しくて仕方ない。

「味の保証は出来ないけどね」

そう返事をした後

「でも気持ちは目一杯詰め込んであるから」

つい、そんな台詞を付けてしまったのは、熱のせいにしておこう。
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