∞妄想世界∞

「……はよーっす」

いつもより元気のないその声と一緒に、近づいて来る足音。


握った拳に、さらにぐっと力が込もる。


いつも通り。
顔を上げて。
「おはよう」て笑えばいい。


なのに、なぜかカチコチに凝り固まった私の身体は思ったように動いてはくれない。


動け。


動け。動け動けっ!
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