∞妄想世界∞
逃げるように電車に滑り込んで、いつもより込み合った車内で吊り革にぶら下がる。
……もう。本当ダメなのかな?
あれから、大樹くんも必要以上に話しかけてこないし、メールも電話もこない。
いよいよ愛想尽かされちゃったのかもしれない。
こんな可愛くない年上女、いい加減うんざりしちゃうよね。
面倒くさいばっかりで、実際には年上らしい余裕もない。
こんなの、いくら大樹くんが優しくても、願い下げだよね……。