あなたはもういない。

とある日




さくらもななちんも
彼氏かぁー

いいなぁって思う

なんでここ最近ふと
春太の顔が浮かぶのかな

これは好きぢゃないよね。

ただ居やすいだけで…

これも言い訳なのかなぁ


なんて考えてたら

ななちんとさくらが来た。


「舞美ーおはよぉ
なんか考え事してたのー?」

「さくら、あたりー
でも教えなーい笑」

「えーずるいー
ななも聞きたいよね??」

「いや別に、舞美のことだから
どうせ変なこと妄想してたんでしょ」

「ちょっななちんひどっ!?」

「まぁそれは言えてるよねー!」

「さくらまで!?」


「よーっす!たらこ!」

ドキッ


「おはよーさくらちゃん」

「おはよなぁちゃん」


あれ?なんでドキッっと…

まぁそれは置いといて、
そう今日は遊園地にきた


さくらとゆうまくんの
恋が叶ったのもかねて
みんなで遊びにきた


「ちぇーなんだよ
みんなリア充しちゃって
おいたらこー
俺が彼氏役やってやるよ」

「は?なんであんたが!
私には白馬の王子様みたいな…

「いや、お前じゃ無理。」


最低。
なのになんでこんな
ドキドキしてんの

わけわかんないよ。

たかが冗談なのに


「あ!さくら
ジェットコースター乗りたい!」

「しょっぱなからとばすね
さくらちゃん」

「はーい!そこいちゃつかなーい!」

「とかいって
舞美うらやましいんでしよ?」

「ななちんまで…(T_T)
うらやましいに決まってるよ…」


そんなこんなで
いろいろ乗り物を
乗り回した


最後に観覧車を乗ることに。


2人ずつ乗ろうということで
なぜか春太と笑


「今日たのしかったね!」

「なんだよその顔…」

「へ?顔?」

「なんでもねーよ!!!!」

「変なのー笑
あ!さくらたちだ!」

「…なぁ」

「ん?」

「お前さ、」

「なによ」

「あ、足いたくねーの?」

なんだよそんなことか…

「うーん大丈夫」

「なわけねーだろ
これ履いとけ」

「あ、ありがと」

っていってくれた
靴みたいなスリッパみたいな
ゴリラのサンダルをもらった

「あんたにめっちゃ似てる笑」

「言うと思った笑
これで寂しくねーだろ」

「春太がいてもいなくても
かわんないわっ笑」

「とかいってー?」


なんて話してたらいつの間にか
終わってた。

ずっとこのままだったら
よかったのに…

ってなに考えてるんだろ(°_°)


って、ん?

「「「えぇぇーーーー!?!?」」」


面白いぐらいにきれいに
3人ははもった

見事なくらいに。


いやだって見事なくらいに
足には動物がいる…

そう、みんなもらったみたいで笑

さくらはウサギ
ななちんはリス

で、なぜかあたしだけゴリラ。


「え、舞美のやばっ」

「さくらの可愛くてよかったぁー」

「あたしだって
クマとかイヌとかが…」

「なんだよ俺が買ったのに
不満でもあんのかよ」

「いやないです。」


なーんて、
3人で足元みながら
笑いあった

いつの間にか出口に
近づいてきた

そしてなぜかその隣に
お化け屋敷が…

ないなぁって思って
安心してたのに…

「なぁちゃーんお化け屋敷あるよ?」

「うちめっちゃ行きたい!!
さくらもいくっしょ?」

「さくらも行くし
ゆうまくんも行くよー!!」

「ごめん。帰っていいですか?」

「は?たらこなにいってんの
強制なんですけど笑」

え、苦手なの
まさかの私だけパターン?

まぢかーいΣ( ̄。 ̄ノ)ノ



ひきづられるように
私たちは中に入った。

いや、まじで泣きそう…


ガシっ

え?

「きゃっーふごっ「しっ!」

へ?お化けは?
て?春太??

「俺がいるから大丈夫だよ」

いや、それ反則。

「女慣れしてるあんたに
ついてもらっても嬉しくないし」

「人のこと言えねーじゃん笑」

「もう!うるさいな!」

「わかったよじゃ、置いてくよ?」

「なぜ、そうなる
わかったから出口までお願いします。」


あぁ私って可愛くない笑

でと春太がいてくれたから
怖くなかった

「あー楽しかったー
って舞美大丈夫?」

「大丈夫だけど…」

「いや、顔赤いよ?」

「あ、ほんとだぁー
舞美顔真っ赤!」

「そんなことないって!「え?ほら」

さくらの可愛い鏡をみると
ほんとに真っ赤だ

なんで?

「体調は大丈夫だから
どっかご飯食べにいこーよ!
まだなんか乗る?」


というと皆は満足したみたいで
とある居酒屋に行った。


居酒屋でも遊園地の話で
盛り上がった

ゆうまくんが意外と
絶叫系が苦手なこと

ひろむくんが意外と
甘いスイーツが大好きなこと

さくらは意外と
遊園地で男前なとこ

色々たくさんあった


そして夏に海に行く予定を
詳しくたてた

ほろ酔い気分で
居酒屋をでて解散

ななちんとひろむくん

あたしとさくらと
春太とゆうまくん

って別れてさよならをした

なぜ春太とゆうまくんが
いるかというと
女2人じゃ危ないからと
送ってくれた


家に帰りさくらはすぐ寝た


今年の夏楽しくなるといいな。


< 14 / 41 >

この作品をシェア

pagetop