恋する*memory~記憶をなくしたわたし~2nd
学年が変わっても、その関係は変わらなかった。
煌…と呼ぶまでになったけど…
そして、篤斗とも…煌に紹介されて会った。
二人の親が、知り合いで仲良くなったらしい。
煌の父親は、有名な会社の社長で、篤斗は、母親が私立学校の経営者で有名な人でなにかの食事会で会ったって言ってたけど、その辺は二人とも、うろ覚えで、あんまり覚えてないって…
食べ物の取り合いになったとか…煌が篤斗にぶつかってきたとか…
喧嘩になったが…原因は覚えてないとか…適当だなーと、思いながらも、二人が羨ましかった。
お金持ちで、大きい家に住んでて…両親も優しくて…
嫉妬…した。
だけど、二人は、度々傷や痣を作っている僕の体を、気にしてくれていた。
だけど、僕が話すまで、なにも聞かないでいてくれた。
煌も篤斗も、そんなやつだ。心配してくれるけど…踏み込んでこない。だから……安心するんだ…