神聖魔法団【上】
ディスプレイを見ると黎奈だった。
「もしもし」
『あ、黎兎?』
「俺以外に誰が出るんだよ」
『まぁね~。で、どうだった?』
単刀直入すぎ。
「俺、彼女いるから電話はもうしてくんなよ」
ふざけて言ってみた。
天音の方を見ると顔を真っ赤にしてこっちを見ている。
可愛い・・・。
『おぉー!おめでとう!!
それじゃあ、そっちに戻るからよろしくね』
「は?帰ってくんの?
別にそのまま帰れよ」
『誰のおかげだと思ってんの!?
そっちに帰るからね!』
そう言い放つとこっちの言葉も待たずに
ぶちっ
切られた。