神聖魔法団【上】

警戒




最初の戦いから1週間経ったある日のこと。





「最近、魔力を強く感じる。
きっと俺たちが先週戦ったことによって
相手側に存在がバレ、俺たちを殺そうとしているからだと思う」






雷の言葉は重く私たちにのしかかる。





「更に警戒を高めると共に
魔族・闇族を徹底的に倒すため行動を開始しようと思う」





恐れてたけど、遂にこの時が来た。





「今までは魔力をそんなに感じず、
行動も頻繁ではなかったが、今では行動が頻繁になってきた。

俺たちの居場所、つまりここだ。
ここがバレたら生徒たちが危険な目に遭う。
そうなる前にある程度俺たちで倒す役目がある」





「ここもばれるのが時間の問題ってことか・・・」





「あぁ。念のため、俺と涯でここの学園はシールドを張っておく。
幸いなことに相手は俺達を倒すため人間にはそれほど手はだしてないようだ。

この機会に一気に倒せるだけ倒そうと思う」






雷の提案はご最もだ。





「ただ、基本戦うのは7人でだ。
7人の方が確実に倒せるからな」




それを聞いただけでも安心できる。



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