神聖魔法団【上】
「それは・・・」
「アイツは、辛くても今までずっと待ってたんだぞ!?
なのに、なんて言うんだよ・・・。
俺はアイツらを守れなかった。
守るって言ったのに俺は・・・」
悔しかった。
悔しくて悔しくて唇を噛み締めた。
「雷、自分を責めるな。
お前は十分アイツらを守ったよ。
お前は悪くねぇ」
炎虎の声も震えていた。
泣くのを我慢しているんだろう。
「僕がもっと強かったら、
もっと強かったら・・・・」
静かに泣き声が、その場で響いていた。
「くそ・・・。
涯、瑠雲、黎奈・・・・。
ああああああああああああ!!!」
苦しくて、悲しくて、悔しくて、俺は叫んだ。