神聖魔法団【上】
黎奈が苦しそうにしてても離さない天音。
それぐらい心配してたんだろう。
「うぅ・・・れな・・れなー!!」
「わー!!
うん、私はここに居るよ?
ずっとここに居るからね?
だからね?ちょっと離そう?」
泣き叫ぶ天音の力が強まったみたいで
さっきよりも苦しそうだった。
「俺たちのことは心配してなかったのかよ」
「この状況を見る限り、そうみたいだな」
瑠雲、涯が拗ね始めた。
「2人のことも心配してたよ!」
すかさず瑠雲と涯の方に振り返る天音。
忙しい奴だな。
でも、まぁ
「無事で良かったよ」
本当、無事で良かった。