神聖魔法団【上】
side黎奈
「ただいまー!!」
風雅が生徒会室の扉を思いっきり開けた。
元気だなぁ~。
私はというと体中が痛くて動きません。
天音と雷に支えてもらってる。
「おお!?びびった」
ビックリした表情をしながら振り返る黎兎の姿が見えた。
だけど、その視線が私と交わった時、
「黎奈!?」
ものすごい早さで駆け寄ってきた。
「どうしたんだよ!?
なんだよ、この怪我・・・。
なにがあったんだよ!?
大丈夫なのか?痛くねぇ?」
そう言いながら体を触り始めた。