恋愛学園
んな、練習して将来何に役立つのか教えて欲しい……。
「……ん、大丈夫だよ?豹みたいにあんなことしないから」
「…………?」
青の視線の先を辿るとすごく柊花に近くて柊花の頬にキスしたり髪の毛の匂いを嗅いだりしてる豹がいた。
ただの、エロ親父でしょ豹……。
しかも、エレベーターに人がいるのに堂々過ぎるよ。
「……うーん、桃也たちみたいなのはやってもいいかもだけど眠くなりそうだね」
「…………そうだ、ね……」
顔を逆側にすると豹たちとは打って変わってすごく穏やかなピンクオーラが広がっていた。
「憂、怖くない?怖かったらジャージ掴んでいいからな?」
「うん、大丈夫だよ……ももちゃん」
「憂、体育頑張るんだよ?疲れたら俺に言えな?憂はすぐ無理するし……心配だよ」
「うん!ももちゃんは心配症なんだよ」
とまぁ、二人とも笑顔で幸せそうだからいいのかな?
なんか、見てて和むカップルだな。
「……あっ、着いちゃった」
着いちゃったって何?私は、早く着いて欲しかったよ。
そして、早く退いて欲しい。
私と青が先に降りるとそのあとに憂たちと柊花たちが降りてきた。