おくすりのじかん
たぶん誰より
自分のしたことに失望してるだろう正也だった。


次の日 気まずさもあったけれど
食事に行くのに 目が覚めたら

正也のママが

「なんだか 正也 急な仕事が入ったって
支払だけ済ませて帰っちゃったのよ。
帰りのバスも手配してくれていたけど 何が
そんなに急ぎの仕事なんだか」

そうだろうな・・・・・。


正也らしいと思った。


それから連絡をとってなかったから
私がヘルプに入るのをきっと困惑したんだろう。


責める気にはならない。


正直正也の気持ちは嬉しかった。


どこで歯車が狂ったのか
もともと結ばれる運命ではなかったんだろう。


私の心の中には
凜太郎がいて 再会がかなわなくても
それでも凜太郎の存在は心地よかった。


自分の人生を充実させられる
それが凜太郎だから


凜太郎の活躍もこの便利な世の中調べたらわかるだろうけど
あえて調べることもしなかった。

全然違うところでお互いの道を
極めて・・・・努力してるだろうから。
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