3つかぞえて、君と青


そんな憂鬱な気持ちも


結伊の照れ臭い笑顔を見たとたん


サイダーの炭酸の痛みのように一瞬で忘れてしまった。




「浴衣だね」



わたしは鳥のように袖をはたはたさせてみせた。


「浴衣だよ」



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