私立聖星魔法学園
屋上には聖夜しかいなかった





「あ、中村さん!こっちです」




ニコニコ笑ってこっちと手招きする聖夜の方へ歩いていく





「よかった~。来てくれたんですね!」





「来いっつったのはそっちじゃん」





「あはは、すみません」






そう言ってる間もずっと笑ってる







(なんか苦手なタイプなんですけど…)







「それで?なんであたしをよんだの?」






このままじゃアイツのペースに持ってかれる




そう思いさっそく本題に入る







「今日中村さんを呼んだのは話がしたかったんです」




「話?」






今日初めて会ったのに?






「はい。あの・・・」









「中村さんって・・・他の子とちがいますよね?」
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