私立聖星魔法学園
「すみませーん、遅れましたー」



部室に着いたときにはもう部員全員が集まって着替えていた




「おー遅かったな、なんかあったか?」





そう聞いてきたのは同クラで幼なじみの 日比野 大助(ひびの だいすけ)だった




「あー、別に?トイレ行ってただけ」





今まで聖夜のこと考えてて時間に気づかなかったなんて死んでも言えない・・・!





「そっか。じゃ、始めますかっ!」




大助の掛け声で部室にいた全員が道場に向かう





あたしが所属してる部活は空手部




高3の先輩は誰も所属してないから大助が部長、あたしが副部長で計6名




正直少なすぎて部活存続に危機がせまっているが、それは考えないようにしておこう・・・






「恵、一試合やるから相手やってくれ」




「うん、わかった」






そして大助と一戦交えるのがいつもの恒例だ




すぐに試合が始まる





そのときは・・・大助と試合をしてるときは、聖夜のことを忘れることができた







一応大助が部長をしてるけど、正直あたしの方が強い




だからこの日もあたしの勝ち






「くっそ!また負けたー!!」





「フッフッフ。まだまだだなぁ、大助くんよ」





このまま聖夜のことを忘れようとしていたそのとき―――・・・・・・・・









″ギャアアアアアアアアアアアァァアッァァァァァァ!!!!!″
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