私立聖星魔法学園
聖夜が、いた



それだけでなんでこんな目の前に死が迫っていた状況でも安心してられるんだろう・・・・








聖夜は空中に浮かんでいた




昼休みに話していた魔法を使ってるのかもしれない








「中村さん!大丈夫ですか!?」





聖夜の声で我に返ると、黒い生き物は跡形も無く消えていて聖夜以外に人がいなかった






「あ・・・うん。大丈夫」





いつの間にか座り込んでたらしく、急いで立ち上がろうとすると、足が動かない





「あ、れ?なんで・・・」





そこで気づいた





足だけじゃない





体全体が震えて言う事を聞かなくなっている






すると突然聖夜に抱きしめられた






「な、なにしてっ・・・」




「もう、大丈夫です。安心してください」





そのまま頭をなでられる





あたしは泣きじゃくる子供かっ!!







・・・そう思ったけど、体の震えは止まっていった








もしかしたら聖夜には、あたしは恐怖に泣きじゃくる子供にしか見えなかったのかもしれない
< 26 / 68 >

この作品をシェア

pagetop