私立聖星魔法学園
入学式は向こうの世界と対して変わらず、挨拶とかで終わった
『では今からチーム分けをするので生徒は教師から教室の書かれた紙を受け取ってください』
放送が終わると一瞬にしてさっきまでの入学式のセットがなくなり、教師たちが壁側にならんでいた
「紙もらうのってどこでもいいの?」
「さっき座ってた椅子に番号が書いてあったでしょ?その番号のところの先生からもらえるのよ」
「げ⁉︎俺そんなん見てねーよ!」
「あたしも見てない‼︎どーしよー!もう椅子消えちゃったから見れないし!」
大介と2人でプチパニックを起こす
「あー…そんなことだろうと思ったわ。私が2人の分も覚えといたから大丈夫よ」
いくわよ、とミナに言われミナに感謝しながら後に続く
「えっと…恵が755だから〜…あった!ここね!」
ミナが指差す先には700〜799と書かれた垂れ幕の下にいる教師と、そこに並ぶたくさんの生徒たちの行列だった
「うわ〜!スゴイ行列だねー」
「これでも少ない方じゃないかしら。700〜799って感じに100人ずつで区切ってくれてるし」
「なんか緊張してきたー…」
列に並び、真ん中辺りまで来た時
「ああ!!」
急に大介がなにか思いついたのか大声を出した
「ちょっと!静かにしてよ!」
「静かになんかしてられっか!これってもしかして全員バラバラのチームになるかもしれないんじゃねーか⁉︎」
大介に言われて今更ながら気づく
いつも一緒にいた大介がいたから忘れていた
これは学園側が決めたチーム分け
(もしかしなくても全員バラバラの可能性は十分にあるんだ…!)
2人と離れたくなかった
知らない世界でいきなり見ず知らずの人たちと仲良くやっていけるかやはり不安だ
「次の生徒ー早くこーい」
その声で我に返るともう自分の番にきていた
「番号は?」
「あ、はい!755です!」
「……ふ〜ん」
一言呟くなりその教師はあたしをジロジロ見てくる
(な、なんなのこの人⁉︎)
しばらくすると何事もなかったかのように紙を差し出してきた
「中村さんはこの教室に行ってネ」
「ありがとうございます…」
受け取った紙には"第7教室"と書いてある
(ミナと大介はどうだったんだろう…)
『では今からチーム分けをするので生徒は教師から教室の書かれた紙を受け取ってください』
放送が終わると一瞬にしてさっきまでの入学式のセットがなくなり、教師たちが壁側にならんでいた
「紙もらうのってどこでもいいの?」
「さっき座ってた椅子に番号が書いてあったでしょ?その番号のところの先生からもらえるのよ」
「げ⁉︎俺そんなん見てねーよ!」
「あたしも見てない‼︎どーしよー!もう椅子消えちゃったから見れないし!」
大介と2人でプチパニックを起こす
「あー…そんなことだろうと思ったわ。私が2人の分も覚えといたから大丈夫よ」
いくわよ、とミナに言われミナに感謝しながら後に続く
「えっと…恵が755だから〜…あった!ここね!」
ミナが指差す先には700〜799と書かれた垂れ幕の下にいる教師と、そこに並ぶたくさんの生徒たちの行列だった
「うわ〜!スゴイ行列だねー」
「これでも少ない方じゃないかしら。700〜799って感じに100人ずつで区切ってくれてるし」
「なんか緊張してきたー…」
列に並び、真ん中辺りまで来た時
「ああ!!」
急に大介がなにか思いついたのか大声を出した
「ちょっと!静かにしてよ!」
「静かになんかしてられっか!これってもしかして全員バラバラのチームになるかもしれないんじゃねーか⁉︎」
大介に言われて今更ながら気づく
いつも一緒にいた大介がいたから忘れていた
これは学園側が決めたチーム分け
(もしかしなくても全員バラバラの可能性は十分にあるんだ…!)
2人と離れたくなかった
知らない世界でいきなり見ず知らずの人たちと仲良くやっていけるかやはり不安だ
「次の生徒ー早くこーい」
その声で我に返るともう自分の番にきていた
「番号は?」
「あ、はい!755です!」
「……ふ〜ん」
一言呟くなりその教師はあたしをジロジロ見てくる
(な、なんなのこの人⁉︎)
しばらくすると何事もなかったかのように紙を差し出してきた
「中村さんはこの教室に行ってネ」
「ありがとうございます…」
受け取った紙には"第7教室"と書いてある
(ミナと大介はどうだったんだろう…)