私立聖星魔法学園
「教室の前に入学式でしょ」
「あははー。そーでした」
ミナに指摘されてさらに苦笑い
「会場はこちらですよ」
聖夜に案内されてついたのは大きなドーム型の建物だった
「ここに3人とも座ってください。もうすぐ入学式が始まるはずですから」
「あれ?聖夜は?」
「僕は生徒会長なのでその準備に」
では、と聖夜はさっさとどこかに行ってしまった
「聖夜ってホントに生徒会長だったんだな…」
「そーよ。なに?信じてなかったの?」
「そんなことないけど…」
(なんか、遠い人みたいだなぁ…)
「…恵?」
「あ、なんでもない!生徒会長って大変なんだなーって思っただけだよ」
今のこの気持ちは知ってる人がいなくなって心細いだけ
(ミナと大介がいるから大丈夫よね!)
胸に感じたモヤモヤは奥底に仕舞い、ミナと大介と入学式が始まるまでいろいろと話した
このときの大介の顔がどこかいつもと違うことに気づかないまま……
「あははー。そーでした」
ミナに指摘されてさらに苦笑い
「会場はこちらですよ」
聖夜に案内されてついたのは大きなドーム型の建物だった
「ここに3人とも座ってください。もうすぐ入学式が始まるはずですから」
「あれ?聖夜は?」
「僕は生徒会長なのでその準備に」
では、と聖夜はさっさとどこかに行ってしまった
「聖夜ってホントに生徒会長だったんだな…」
「そーよ。なに?信じてなかったの?」
「そんなことないけど…」
(なんか、遠い人みたいだなぁ…)
「…恵?」
「あ、なんでもない!生徒会長って大変なんだなーって思っただけだよ」
今のこの気持ちは知ってる人がいなくなって心細いだけ
(ミナと大介がいるから大丈夫よね!)
胸に感じたモヤモヤは奥底に仕舞い、ミナと大介と入学式が始まるまでいろいろと話した
このときの大介の顔がどこかいつもと違うことに気づかないまま……