~D*A doll~




恥ずかしいやら何やらで「最悪」と思わず呟くと、「よかっただろ?」と壮絶な笑みを乗せて返されたので、絶対赤くなってしまった顔を隠すように顔を顰め立ち上がった。



「……手洗ってくる!」




三分の一程残ったアイスはもうドロドロに溶けてしまっている。



そんなあたしを嘲笑うかのように下から龍翔に見上げられ、一刻も早くこの場から逃げるよう洗面所へ向かった。





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