ナナイロのキセキ

(最後のは、信頼する理由じゃないような・・・。)


「とはいえね。お父さんには友達と旅行ってことにしておきなさい。

お母さんも、そのセンで話合わせるから。」

「うん。ありがとう!」


(やっぱり、お父さんには内緒がいいよね・・・。)


「いいのよー。こういうのは、女子同士で協力しなくちゃ。」

「女子!?」

「女子よ、お母さんも。

いまは、オトナ女子っていう便利な言葉があるのよ。」

ふふふ、と二人で笑いあう。


(お父さんには悪いけど、こういうのも、なんかいいかも。)


秘密の旅行計画をたてながら。

母娘の楽しさと、ありがたさを満喫する。

その夜は、お母さんと二人で、女子トークに大いに花を咲かせたのだった。



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