ナナイロのキセキ
「お先に・・・ありがとうございました。」
「・・・何してるの?」
リビングに入って声をかけると、私の様子を不審に思ったであろう亮一さんが、こちらに歩み寄ってくる。
「えっと・・・のぼせちゃって。」
「そんなことしてたら、余計にのぼせると思うけど。」
ひょい、と私の手からバスタオルが取り上げられる。
「あっ!」
反射的に、私は思わず両手で顔を覆ってしまう。
「・・・それは?何のポーズ?」
「な、なにって・・・。・・・・・・すっぴん隠し・・・。」
「え?」
ちょうどいい言い訳が見つからず、正直な理由を伝えてしまう。
しばしの沈黙が流れると、亮一さんは「あはは」と笑い出す。
「ちょ・・・!そんなに笑わなくたっていいじゃないですか!!」
「ごめん。馬鹿にしてるわけじゃないよ。
ただ・・・ナナはどこまでもかわいいなって思って。」
「そんなこと・・・。メイク取れたら・・・かわいくないかも。」
「別に。顔がどうこう言ってるわけじゃない。
それに、タオル取るときちょっとだけ見えたけど、大して変わらないよ。
すっぴんでも、十分かわいいと思うけど。」
「・・・何してるの?」
リビングに入って声をかけると、私の様子を不審に思ったであろう亮一さんが、こちらに歩み寄ってくる。
「えっと・・・のぼせちゃって。」
「そんなことしてたら、余計にのぼせると思うけど。」
ひょい、と私の手からバスタオルが取り上げられる。
「あっ!」
反射的に、私は思わず両手で顔を覆ってしまう。
「・・・それは?何のポーズ?」
「な、なにって・・・。・・・・・・すっぴん隠し・・・。」
「え?」
ちょうどいい言い訳が見つからず、正直な理由を伝えてしまう。
しばしの沈黙が流れると、亮一さんは「あはは」と笑い出す。
「ちょ・・・!そんなに笑わなくたっていいじゃないですか!!」
「ごめん。馬鹿にしてるわけじゃないよ。
ただ・・・ナナはどこまでもかわいいなって思って。」
「そんなこと・・・。メイク取れたら・・・かわいくないかも。」
「別に。顔がどうこう言ってるわけじゃない。
それに、タオル取るときちょっとだけ見えたけど、大して変わらないよ。
すっぴんでも、十分かわいいと思うけど。」