ナナイロのキセキ
(ううう。私ももちろん恥ずかしいんだけど・・・。

そんな反応されると、ますます恥ずかしくなるよー!)


顔が火照っていくのを感じ、気を紛らわせるようにピンク色のカクテルを口に含む。

有馬さんはコホン、と咳払いをして、私の方へ顔を向き直す。

「・・・とりあえず恥ずかしさは封印するとして・・・。

本題・・・求婚発言についてだよね。」

「は、はい・・・。」


(ドキドキ・・・。)


「まあ・・・坂下さんは結婚、したいんじゃないの?」

「え?」


(即答!?)


「男の人は、結婚意識するの遅い気はするけど・・・

坂下さんは30越えてるし。

周りで結婚してる人も増えてくると思うし。

「求婚発言」は無意識で言ったのかもしれないけど・・・

考えてはいるんじゃないかな?」

「そ、そうなんですかね・・・?」

「そうでしょう。30過ぎて、遠距離で。

彼女がかわいくて激甘で、いつも心配してるような彼氏だよ?

明日にでも結婚したいんじゃないの?」
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