ナナイロのキセキ
「ナナ。」

大好きな人の、私の名前を呼ぶ声が聞こえる。

あたたかい指が、頬の涙を拭っていく。

私が顔を上げて視線が絡まると、どちらからともなく唇を寄せた。

誓いのキスのための、約束のキス。

私たちはこの日、これからずっと、一緒に歩いて行こうと決めた。
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