ナナイロのキセキ
悪いことをしているわけじゃないのに、私の年齢のことで、お兄さんに非難される亮一さん。

かわいそうだなと思いつつも、誰かにいじられている姿を見るのは初めてだったので、

ちょっと新鮮で、かわいいなと思ってしまった。

ご両親は二人とも穏やかで明るく、緊張気味の私をにこやかに歓迎してくれた。

安心したけれど、やはり孫的な感じで映っているらしく、うれしいけれど・・・やはり私は子どもかな、と複雑な気持ち。

そうして両家にお互い挨拶をすませた私たち。

結納はしていないけれど、とりあえず婚約、という状態。

そして私は、「アロマスイート」神戸店7月のオープンに向けて、研修や準備のため、2か月前の5月から、ここ、神戸に移り住んでいる。

神戸での私の住居は女性専用マンションで、亮一さんのマンションから徒歩5分ほど。

何かあってもお互いにすぐ行けるし、何より、女性専用という点がお父さん最大の安心ポイントだった。

とはいえ・・・週末はほとんど、亮一さんの家に泊まっているのだけれど。




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