ナナイロのキセキ
お店は、新店舗ということで、初めはお客さんの新規獲得や

慣れないスタッフ間のコミュニケーションで苦労することもあったけれど、

元々みんな同じスクール出身で、理念とか理想がなんとなく似ていて、

時間とともにスタッフ間の連携がよくなると、それに従って、自然と集客数も増えていった。

オープンから半年もすると、私もだいぶ仕事に慣れ、指名してくれるお客さんも増えてきた。

横浜店ではほとんどが近隣で働いている人だったけれど、神戸店では、買い物帰りの主婦の方も結構多い。

一番多いのはやはりOLさんだけれど、とにかくほとんど女性なので、亮一さん的には安心なようだった。

おしゃべりが好きな方も多く、「オチがない」とツッこまれたり、「今度遊ぼう」とプライベートを誘ってもらったり。

横浜店とはまた違うノリで、これもまたなんだか楽しい。

気さくな人たち。

横浜に似た風景。

おしゃれで明るい神戸の街を、私はすっかり気に入っていた。



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