ナナイロのキセキ
「うん。なんか肌ツヤいいし、ごきげんさんだし。

仕事の動きがなんか違う。」


(やっぱり有馬さんにはわかっちゃうかー。)


隠そうとしても、顔がにやにやしてしまう。

「一か月ぶりなんですよ。」

「一か月!?うわあ、長いなー!そりゃあ、楽しみにもなるよねー。」

「はい!めちゃくちゃ楽しみです。」

「今日はどこかに泊まったりするの?」

「え!?い、いえ。亮・・・坂下さんは、明日も兵庫で仕事なので、

今日中に戻っちゃうんですよ。」

「そうなんだ。じゃあ、すごい貴重な時間だね。」

「はい。」


(そっか・・・。次の日休みだったら、

二人でどこかに泊まるっていう選択肢もあるのか・・・。)


ふっと亮一さんの家に行った時のことを思い出し、

その時に感じたドキドキが蘇ってしまう。


(あのときは何も進展なかったけど・・・。

そうだよね、なんだかんだ言って、

付き合ってもう三か月たつわけだし・・・。)


そんなことを悶々と考えていると、有馬さんが私の肩をポンとたたく。


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