兄妹 恋々


まぁお団子ヘアーだけは、あれだったから茶色のモコモコシュシュを追加した。




「つばきー!行くよ!」



母に呼ばれ、私は外に出た。





秋の風が、私のタイツ一枚の足を襲う。


歯がガチガチ音をたてる。


いつもの制服よりも短い
スカートだからか、余計に寒い。




駅に着く頃には体は冷え切っていた。




いつもだったら長ズボンを履いてくるのに…


慣れないことをやると、いいことないな…
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