兄妹 恋々


頬に暖かい何かがあたる。


「はい!やるよ!」


淳兄が私に


缶のコンポタージュを持ってきてくれた。



「ありがとう…」



「今日、本当に寒いな… 10月なのにな…」




「そうだね…」


寒くて震える声でこたえる。




ひえきたった体にコンポタージュが染みる。





お兄ちゃんは本当に


私の気持ちが分かるんだな…





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