チェンジ type R
(……ん?)

 私の様子を窺っていた隼人くんが疑問の声を上げた。
 きっと、私がいきなり自分の右手を水平に伸ばしたからだろう。

 これが現実であろうと、夢であろうと――『これは夢じゃないか?』と疑った人間が取る行動は……これしかない!!

 バシーンッ!!!!!

 思いっきり自分(身体は隼人くんのものですが)の頬を引っ叩いた。

「――ったぁーーーーーい!!!!!」

 いや、どうにも現実だったようで。
 男の子の身体で叩いたおかげか、物凄く痛かったワケで。

 そんな私の姿を――隼人くんは呆然とした表情で見ているワケで。
 そういう視線は心に突き刺さるワケで……。
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