君想い【完】
曇り空で気分があまり冴えない。
白いコートを着て、浮かれ気分で玄関をでるさりちゃんを見てしまったからだろう。
左手に
小さな紙袋を持っていた。
祥吾へのクリスマスプレゼントだろう。
その気持ちとは裏腹にすこし気持ちが高鳴っている僕がいた。
何度もリビングと自分の部屋を行き来し、家中をうろついた。
トシの計画がすごく楽しみだった。
「女の子もいるから。」
さりちゃん以外の女の子と遊んだ事がないので緊張もあった。