そしてキミは花になる


まぁ違いますって行ったから大丈夫だよね?

「待ってってばー」

持っている袋を揺らしながら必死にお兄ちゃんを追いかけた。

今日は、お兄ちゃんとの会話なんて全く耳に入ってこなくて、先生の顔が頭の中で左右していた。


翌日は、お兄ちゃんが不格好の朝ごはんを作ってくれた。

形は、汚いのに料理の温かさに心が癒された気がした。

「ごめんな?形汚くて。」

「ううん!すっごい美味しいよ!」

わたしが笑顔を向けるとお兄ちゃんもわたしに笑顔を返してくれた。

「ごちそうさまでした。」

先に食べ終わったお兄ちゃんは、お皿を片付けて洗い物をしようと水をだした。

「いっいいよ、お兄ちゃん!洗い物くらいわたしがやるよ!ご飯だってつくってくれたのに!」

なんかお兄ちゃんばっかりにやらせるのが申し訳ない。

「いいんだよ。昨日の夜は、全部やってくれただろ?愁芭が」

なんでこんなに優しいの…?

わたしが深刻そうな顔してたから?

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