そしてキミは花になる


「ふふっ。ありがとう。憧れだなんて初めて言われたな。愁芭ちゃん、モテるでしょ?」

またまた笑顔が素敵すぎる!

ってかわたしがモテる!?
花夜さんに言われると嬉しいけどわたしより何倍も美人な花夜さんに言われても…。

「モテませんよ!花夜さんの足下にも及びませんよ!」

わたしなんて…。
嫉妬深いし、勝手に突っ走っちゃうし。

「ふふっそんなことないわよ…?愁芭ちゃんはとっても可愛らしい。わたしも愁芭ちゃんぐらい可愛らしかったらよかったのかしら…。」

急に悲しそうな声を出した花夜さん。

「…?」

「あっごめんね?何でもないの。そういえば、愁芭ちゃんて鶴ヶ丘なの?」

花夜さんの質問に笑顔を浮かべて答えた。

「はい!」

「じゃあ、数学に緒方っていう教師いない?」

先生の名前が出てきて、動揺しそうになったのを抑えた。

「いますよ!」

「やっぱり。…実は、その人わたしの元彼なのよ…。」

…。

…え?

なぜか悲しそうな花夜さんの声にもひっかかる。


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