傷ついてもいい
「あ、ねえねえ、お昼ご飯さあ、駅前にオープンしたランチバイキング行こうよ。女の子達が美味しいって話してた」

「そうなんだ」

最近の女子大生は、昔と違ってそんなに派手では無いし、真面目で可愛いコが多い。

佳奈は、そんな女の子達といる直己を見るのが本当は嫌で仕方なかったけれど。

その姿を見ることで、自分の立場を実感しようと、わざと中に入っていくこともあった。

「うん、行ってみようか」

佳奈は、チラリと腕時計を見る。

12時10分。直己達も、そろそろ授業が終わる頃だった。







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