【書籍化に伴い、7月10日より部分公開となります。ご了承ください】
原題:『王太子様に、恋という名のお薬を』
ギールランドの国王には悩みの種がある。
それは息子がなかなか結婚相手を決めてくれないことだ。
その気にさせるために舞踏会を数多く催すも、一向に進展はない。
それどころか、頻繁な舞踏会に使用人たちはぐったりだ。
「あいにくですが父上。俺にはどの家の娘も同じに見えます」
強要される見合い(舞踏会)に疲れきった王太子
ギルバート=ローガン 十九歳
×
実は魔女(?)な薬屋グリーンリーフの看板娘
エマ=バーネット 二十歳
「最近、すごく栄養剤が売れるよね。
全く、王子様も結婚相手くらい、自分で決めればいいのに」
出会うはずのないふたりが
ひょんなことから出会って恋をした。
そこから始まるドタバタラブファンタジー
「……あなたが王子様だなんて、知らないほうが良かった」
2018/01/18 更新開始
2018/03/09 完結しました
2018/04/2 番外編も完結
※『伯爵夫妻の甘い秘めごと』と舞台設定は一緒です。
時期が二十年ほど違うので、単独で読んでもらって問題ないと思います。
好評発売中
目次
- プロローグ
- 1.王太子殿下の秘密の気晴らし
- 2.薬の効果をお試しください
- 3.王太子殿下の妃候補
- 4.惚れ薬の行方
- 5.身分違いの恋だから
- 6.婚約発表での悲劇
- 7.魔法を解くものは
- 8.身分を超えるもの
- 9.王太子殿下の愛しい薬屋
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