「皇妃を殺せ!」
「レオンティーナを殺せ!」
首に当てられる刃の感触。
帝国史上最悪の皇妃として死を実感したその次の瞬間。
レオンティーナは八歳の誕生日の朝に戻っていることに気づく。
――なぜ、私は子供時代に戻っているの?
冷えきった家庭で育ち、両親の愛を知らずに育ったレオンティーナ。
政略結婚で夫にも愛されず、唯一の友らしき人と言えば、捕らえられた牢内で世話をしてくれたソニアだけだった。
――もし、もう一度人生をやり直すことができたなら。
今度は同じ失敗はしない。
――私は、誰よりもこの国を上手に治めることができる。未来を知っている私なら。
かくて、帝国史上初の女帝の座を目指すレオンティーナの戦いが始まった。
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あらぬ罪で処刑された皇妃・レオンティーナ。しかし、死を実感した次の瞬間…8歳の誕生日の朝に戻っていて!?「未来を知っている私なら、誰よりもこの国を上手に治めることができる!」――国を守るため、雑魚を蹴散らし自ら帝位争いに乗り出すことを決めたレオンティーナ。最悪な運命を覆す、逆転人生が今始まる…!