今、どうしようもなく抱いてほしいと願っている相手は――、この世で一番、憎い男だ。

「君に欲情していいのは……、俺だけだ」

「私は、あなたを許さない……っ、一生」

ある理由で結婚を強いられ、私はそれを受け入れた。

夫となった外科医の相良優弦は、頭脳明晰で眉目秀麗。

誰もが彼との結婚を羨む中、私は八年前の復讐を誓っていた。

それなのに――……。

「……許さなくていい。それでも、俺は君を求める」

どうしてそんなに優しい瞳で、見つめてくるの。


*伝統を受け継ぐ和裁士・雪島世莉(28歳)

*天才外科医で次期院長候補・相良優弦(35歳)


「君のことは、俺が生涯かけて愛そう」

天涯孤独な私を愛してくれたのは、何もかも完璧な……復讐相手でした。


完結済

あらすじ

伝統を受け継ぐ和裁士・雪島世莉は、ある理由で結婚相手を決められていた。夫となった相良優弦は、若くして次期院長候補と名高い天才外科医。八年前のある事件をきっかけに、世莉はずっと相良家に復讐を誓っていた。内部から相良家を破滅させるために結婚した世莉だったけれど、予想外に優弦が愛情を示してきて…。「君のことは、俺が生涯かけて愛そう」揺らぐ復讐心に戸惑う世莉に、優弦は惜しみなく溺愛を注ぐ。

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外科医  医者  溺愛  一途  政略結婚