★★★★★
ほんわかと暖かな陽射しを浴びているような
そんな気分にさせてくれる作品ですね。

全く恋を知らないピュアな乙女と、一度恋に失敗して臆病になっている大学院の先輩教員。

最初は形は違えども、お互いにプラトニックに進んでいく恋模様。

主人公の詩織の目線で書いてはいるものの、お互いの心の動きを凄く丁寧に上手に表現しているなあと、感服しました。

また、脇役たちの存在感の作り方も秀逸で、全てが上手く絡み合ってほのぼのとした読後感を与えてくれます。

ボリュームはありますが、それ以上に読み手を引きつける内容と表現の上手さがあり、長いという感じは全くなく、読み終えました。

女心の良い勉強になりました。

乙女チックな作品ですが、是非男性諸氏に読んで貰いたいですね。
万里小路 頼光
09/10/22 14:02

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