昊高く見える、月。 輝く、星々。 やさしい、笛音。 その先にあったのは、 ヒトの醜さだ。 ヒトの醜さは、 いつも私の大切なものを奪う。 「――報われることはない」 欲しいのは、強靭なる力。 成し遂げるべきは、復讐。

レガッタ国王は容赦のない重税と徴兵により国民を苦しめていた。そんな中、代替わりしたばかりの歳若い1人の侯爵が剣を掲げる。 かつて騎士として幾つもの武勲をあげた彼はあっという間に城を制圧し、王族を根絶やしに。彼は国王を超える皇帝を名乗るに至った。 しかしそれもただの町娘であるアリーナにとっては遠いこと、そう思っていたが── ある日夜の細道で、彼女は彼に出会う。 ＊ 下町のパン屋の娘 アリーナ・コレール × シレスティアル侯爵家当主 現レガッタ帝国皇帝 カディス・クレミージ ＊ 肩口に走る強烈な痛み。がくりと体から力が抜ける。体験したことのない陶酔感── 彼の赤の瞳に捕らわれる。紅に濡れた唇が吐息と共に囁く。 ｢俺にはお前が必要だ｣ 無敵の皇帝陛下と 秘密を共有することになった町娘の 身分差ラブロマンスファンタジー

陽明下る頃 荒野の東の空に 神に背きし堕天使現る して御身現るとき 大空(たいくう)は裂け 三国に災いが齎(もたら)されるであろう… ーーそは、神のみぞ知るところ。 若き皇女・ナディアは、神のお告げを聞いたと言う婆(ばば)に促され砂漠の果てに向かうことになる。 そこで待ち受けていたものとは…ーーー？ 古くから伝わる神話・三国徴蓋史に秘められた本当の意味が今、明らかになる。 砂漠の国の冒険◆ラブファンタジー ※この物語はフィクションです。

人族、人狼族、龍人族 三つの種族が共存する世界―――リーベル国。 リーベル国において最も力の弱い人族は他の種族から隠れるように、ひっそりと暮らしていた。 そんなある日、一人の人族の女性ローズが龍人族の領域に入り込んだ時、リーベル国最強の称号を持つ龍人族の皇帝レヴァルドと出会う。 この二人の出会いは、やがて世界を揺るがす大事件へと発展する。 2012･11･10 start 誤字脱字は完結後に修正します。それまでは更新を優先しますので、宜しくお願い致します。

★何の取り柄もない田舎の村娘に、その国の神と呼ばれる男は1秒で恋に落ちる前編からの続きになります。前編を未読の方はそちらからどうぞ！ ————時は西暦2500年。 その頃の地球は、1つの地球国という国を形成していた。 そこは、文明が衰退をした地球。 人口は減少し、村や小さな町が点々としたこの世界の人々は神を信じ、 占い事や、魔法のような特別な力も存在する世界。 そんな時代、地球国を治めるトップに立つ男は、天使教と呼ばれ、神のように崇められていた。 そんな天師教がある日、妃を募集し始めた。 「ま、私が行ってサクっと妃になって来るよ」 ある田舎の村育ちの、常識知らずで、何の取り柄もない少女、天音。 彼女は、妃候補に立候補し、村を出て、この国の中心となる城下町へと赴き、城で修行をしながら暮らす事となる。 そこで彼女はこの国を知っていく。 「この国を潰したいのなら、石を見つけるのね。」 「真実を知らなければ、何も変えられない。」 「————この国に天使教はいらない……。」 そして、天音は彼と出会う。 「あなたの名前は？」 「京司。」 そう、彼こそ、この地球国で神と呼ばれる皇帝“天使教” 田舎の村娘　天音（アマネ） × 神と崇められるその国のトップ　京司（キョウジ） 「恋してるでしょ？」 しかし、その人は好きになってはいけない人だった…。 「天音は知らない…。俺が天師教って事を。」 「天音は天使教と敵対する事になる。」 「…天音は妃になれないのですよ…。」 「はじめから俺たちのいる世界は違ったんだよ…。」 「どうして出会ってしまったの…。」 その先に待つ未来とは…？ 「こんな未来を見たかったわけじゃない。」 ※別サイトにも掲載中です。

あるところに夫が警察官をしている夫婦がいた 夫は時々泊りがけで仕事をしている そんな夫に妻は料理を作った 寒い中風邪を引かないようにと 料理に一杯のお酒を入れて 料理は愛情 それを受け取ったのは？

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彼と再会した時 彼には婚約者がいました。 彼は5人まで嫁取りが出来る。 私は2号だって･･･、笑った‼ そんなチンケな愛情なんていらなーい。 真面目に愛情注ぎなさいよ‼ たった1度の人生はあなただけじゃない。 皇帝さまは、お偉い。

　 こちらは 2017年5月10日に発売された 『カタブツ皇帝陛下は新妻への過保護がとまらない』 を皇帝リュディガー視点で綴った 特別番外編です。 若干のネタバレがありますので 先に本編をお読み頂くことをおススメします。 2017.5.09公開 ※パスワード外しました※ アプリからではパスを入れないと 表紙が見られないことを知りませんでした…。 表紙にパスの説明書きをしていたので 書籍購入者さまでアプリご利用の方は パスが分からず読めない状態になっていました。 本当にごめんなさい！＞＜ 認識不足でご迷惑をおかけしたこと 心よりお詫び申し上げます。 2017.5.13

ただ好きになった だがその愛を貫くには 周りに咲く美しい花を 押し退けなければならなかった